先輩社員へのインタビュー

ジー・サーチ若手ディスカッション 挑戦を積み重ねることで、まだない次世代の情報サービスを生み出したい。

株式会社ジー・サーチ

データベースビジネス部H.Shun(国際学部卒2015年入社)

データベースビジネス部L.Soohyeon(国際関係学部卒2019年入社)

デジタルプロデュース部K.Kasumi(経営学部卒2021年入社)

情報サービス事業の醍醐味が味わえるまで、新人を全社でサポート

H.Shun:いま、企業で働く私たちに求められていることを表す言葉の一つがデータドリブン です。経験や勘に頼るのではなく、蓄積されたビッグデータを解析することで、ビジネスの意思決定や課題解決を行う業務プロセスでのことで、情報を扱うスキルは理系・文系を問わずもとめられています。 今日、集まった3名も全員文系出身。入社2年目のKasumiさんや4年目のSoohyeonさんには、情報サービス企業であるジー・サーチに何を求めて入社したのか、日常の業務でどう成長してきたかについて聞きたいと思います。まず、データサイエンスの世界に飛び込むことに不安はありませんでしたか。

L.Soohyeo:私は、大学時代にITについて専門的に学んだことはありませんでしたが、IT関連企業に興味を持っていました。やはり不安もありましたが、会社説明会がとても穏やかな雰囲気で「専門的な知識がなくても、データサイエンスに興味があり、やる気があれば挑戦できる」と説明され挑戦しました。
現在は、データベースビジネス部でデータベース事業の営業を担当していますが、お客様の要望に応えるために自分がやりたいことを話すと、それを部内だけでなく他部門の専門家も加わって積極的にアシストしてくれます。

H.Shun:それはジー・サーチの特徴の一つですね。社員100名ほどの会社ですが、6年間仕事をしてきて感じることがあります。それは、「自分の仕事が社会にどう役立つか」について、社員がしっかり考えていてそれを全社でサポートすることで 、富士通グループのなかでも特色のある企業に成長できたのかなということです。
Kasumiさんは、なぜジー・サーチに入社を希望されたのですか。WHOが新型コロナウイルスのパンデミックを宣言してからの入社ですから、苦労されたことも多いでしょうね。

K.Kasumi:私は就活に入るとき、自分が本当に興味を持てるものは何かを考えてみました。そして、好きなアニメやドラマのなかでも、複雑に絡み合った膨大な情報のなかから真実を解き明かしていく物語にワクワクする自分に気づきました。そして、情報のなかから答えを見つけるデータサイエンティストのためのシステム開発に挑戦してみたいと思うようになりました。
ジー・サーチでは採用面接も、入社後の研修もオンラインで、不安を感じることもありましたが、疑問に感じたことはOJTトレーナーだけでなく社内のいろいろな方から丁寧で分かり易いアドバイスをいただけたことで仕事にもなじんできました。今は、仕事を通じて多様な情報がダイナミックに社会を動かしていることを実感。情報サービスに関わっていることにワクワクしています。

徹底的なヒアリングでお客様の要望に応えたい

L.Soohyeon:多くの人のサポートのおかげもあり、最近では「自分も成長できたな」と思えることも増えました。例えば、今年(2022年)の初めまでは科学技術データベース「JDreamⅢ」の担当でしたが、5月に文献情報、新聞情報、特許情報などを解析し、企業などが技術動向の分析などに活用できる「JDream Innovation Assist」というサービスがリリースされ担当になりました。
「JDreamⅢ」では、お客様にどうアプローチしたらいいかなど経験の豊富な先輩からアドバイスいただけましたが、これからはアプローチのポイントを自分で見つけなければなりませんでした。

H.Shun:それを、どう解決していったのですか。

L.Soohyeon:大事なのは「お客様がサービスについてどう感じているのか」について、いろいろな方向からより深くヒアリングするスキルだと分かりました。ときにはお客様から「私たちが求めていたものと少し違いますね」という反応をいただくこともあります。そんなとき「必要ないようなのでそれで終わり」では新サービスの成長につながりません。「いいところはどこでしたか」とお聞きしたり、今回導入してもらえない理由は予算の問題なのか機能の問題なのか、徹底的にヒアリングしたりすることが大切なんです。「JDream Innovation Assist」は技術開発だけでなく、一般的な経営判断にも役立つので、これまでアクセスしていなかった部門の方にもお話してみようなど、自分で戦略が立てられるようになりました。

K.Kasumi:私は、まだ経験は浅いですが、Soohyeonさんが言われたヒアリングが大切だという意味がようやく分かってきました。例えば、お客様のニーズを捉えたWebプロデュースを行うときも、私がお客様からお聞きした要望を社内のSEに伝えると、「それじゃ要望が分からない」と全くヒアリングできていないことを指摘されました。Webデザインに関しても、お客様から「若い人にも馴染むように今風にしたい」など抽象的なお話をいただくことが多いです。それだけでは全く不十分で、どんな世代を対象として、何をいちばん強くアピールしたいか、ウェブ上の操作で最もシンプルにしなければいけないのは何かなど、ヒアリング、つまり「お客様を知ること」が実現できていなければ、満足していただける結果を出すことができません。

スキルアップの機会を得て、新たな目標に挑む

H.Shun:二人ともよく考えているなと驚きました。ジー・サーチが扱っているのは、目で見て、手で触ることのできないデータです。それをどう売っていくか試行錯誤するのは大変ですね。では、これまでの経験を糧にして次に目指すものは何でしょうか。
ジー・サーチは社員の目指すことを全力でサポートしてくれる会社だと感じています。私自身は、入社時にはWebプロデュースやデザインを担当するデジタルプロデュース部に配属されましたが、もっとデータサイエンスの仕事を幅広く知りたいと思い、自ら「JDreamⅢ」などのデータベースを提供するデータベースビジネス部に異動しました。幅広い経験と知識を蓄積し、情報工学や数学などを学んだ理系のデータサイエンティストとはひと味違うアプローチを目指しています。つまり、なんでお客様がその情報を必要としているか、データの鮮度、安全性を確保した上で、お客様ごとにベストな情報サービスを提案できるデータサイエンティストになりたいと思っています。

K.Kasumi:1年間必死に仕事をしてきました。そのなかでWebサイト構築やデジタルマーケティングの知識は少しずつですが身についてきたのではないかと考えています。次の1年で目指したいのは、デジタルプロデュース部のプロデューサーとして、より高いレベルで「お客様への提案」ができるようになることを目標にしています。また、自分自身の提案だけでなく、社内のSEやパートナーである協力会社の間に私が入ることで、お客様が求めている結果を生み出したいです。また、B to Bとしてお客様の要望に応えるだけでなく、「お客様のお客様」つまりエンドユーザーの視点に立って物事を考えられるようにもなりたいと考えています。

L.Soohyeon:入社したとき、最初のゴールと考えていたのは「JDreamⅢ」のスペシャリストとして、お客様から信頼される講師を務められるよう知識を得ることでした。しかし、Shunさんがおっしゃるようにジー・サーチという会社は、社員がいろいろなことにチャレンジすることを応援してくれる会社だということが分かりました。「JDream Innovation Assist」についてお客様からお話をたくさんいただくなかで、いまデザインを含め「情報の視覚化」についてのスキルを身につけたいと感じています。「JDream Innovation Assist」は、もともとお客様が求める技術動向を直感的に把握することのできるサービスです。それをよりフレンドリーに、かつ深く伝えられるデザインをつくるノウハウを勉強したいです。

H.Shun:富士通グループでは、社内だけではなく研修のためにグループ会社に出向することなども奨励しています。スキルアップやリスキリングの機会は十分にあると思いますね。

チャレンジ精神でジー・サーチの明日を開く幹を育てたい

H.Shun:ジー・サーチの次の成長のために、私たちができることはなんだろう。

L.Soohyeon:データベースサービスは、文献を検索する「JDreamⅢ」から多様な情報を分析することができる「JDream Innovation Assist」へと進化しました。「JDream Innovation Assist」の担当として、お客様の情報に対する向き合い方に、大きな変革が起きていることを実感しています。いまはお客様の課題を捉えることで精一杯なところもありますが、将来はお客様ご自身がまだ気づいていない課題を見つけられるようになりたい。そのなかから、いまはまだない新しい情報サービスを生み出せることができるかもしれません。

K.Kasumi:まだ経験不足で漠然としていますが、未知のものを生み出したいという気持ちは私も強いです。顧客の課題が私のアイデアで克服できたとお聞きしたときは、本当に達成感があり幸せでした。ジー・サーチの次のステップに私も貢献したいと思います。

H.Shun:ジー・サーチにとって20年間培ってきたデータサービスは1本の太い幹のようなものです。「JDream Innovation Assist」や「JDream SR」などは、その幹から枝分かれした新サービスですが、もっと根元に近い部分から全く新しいサービスを生み出したいと。それによって新ビジネスの創出が加速できたらと思います。

L.Soohyeon:私たちも、ぜひその挑戦に参加させてください。これから新しくジー・サーチに入ってくる仲間と一緒に。

H.Shun:もちろん。チャレンジ精神が旺盛な人を、常に私たちは待っています。

ページの先頭に戻る