リバネス・池田理化・ジー・サーチによるオープンイノベーションを促進する共同事業L-RAD(エルラド、正式名:リバネス-池田研究開発促進システム Powered by COLABORY)発表

2015年10月 6日(火曜日)

株式会社リバネス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長COO 高橋 修一郎、以下「リバネス」)、株式会社池田理化(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 高橋 秀雄、以下「池田理化」)、株式会社ジー・サーチ(本社:東京都港区、代表取締役社長 渡瀬 博文、以下「ジー・サーチ」)は、企業と大学等研究者によるオープンイノベーションを更に促進するためのWebソリューション「L-RAD」を開発、2015年12月よりサービスを開始します。 

本ソリューションは、リバネス、池田理化、ジー・サーチ3社初の共同事業で、各種競争的研究資金に採択されなかった申請書等、研究者が持つ未活用のアイデアを集積し、産業視点で再評価することによって産業的利用性の高い、未活用のアイデアを企業側が活用することを実現するWebソリューションです。 

近年、外部との連携によるオープンイノベーションの重要性は高まっています。主に行われているのは公募型の取り組みです。このようなオープンイノベーション促進活動を行う各種企業の担当者へヒアリングを行った結果、短期的なマーケティング・課題解決には成果が上がっている一方で、中長期的な競争力となるような“イノベーションの種”の発掘には課題が多いということが判明しました。また、“イノベーションの種”は、研究者が自由な発想で描いた研究プランの中にこそ含まれているということも共通認識でした。 

一方、科研費を代表とする、各省庁が実施する公的な各種競争的研究資金は、基礎的な研究にも分配されるため研究者の自由な発想と企みが比較的集まりやすい特徴があります。これら競争的研究資金に申請された研究アイデアは主に大学等研究機関の有識者らによって審査され、採択・不採択が決定しています。採択基準は学術的に重要性が高いことが主であるため、不採択となった申請の中には産業的な視点で再評価することで企業側にメリットが有るアイデアが含まれている可能性があります。しかしながら、不採択となったアイデアは外部に開示されることがないため、未活用のままとなってしまっています。 

今回3社で開始する共同事業「L-RAD」は、研究者から未利用の研究アイデアを集めデータベース化し、研究開発を行う企業がそのアイデアを検索・閲覧し、自社の研究開発促進への活用を可能とするWebソリューションです。これにより企業にとっては中長期的な競争力になりうるイノベーションの種に早い段階で触れることが可能となり、研究者にとっても研究予算がつかなかった未活用のアイデアについて、企業の資金を獲得する機会を得ることになります。L-RADは、従来の公募型とは全く異なる、オープンイノベーションが生まれる新しい枠組みとなります。 

研究アイデアの企業活用においては、研究者側にとってはアイデアを盗まれるリスク、企業側にとっては外部の秘密情報に知らずに触れてしまうリスクが発生しますが、本ソリューションでは研究者アイデアの企業単位の閲覧権限管理を考慮したデータベースを開発、お互いが安心して“イノベーションの種”を提供・活用できるシステムを実現しています。これまでの枠組みでは活用することが難しかったアイデアに光を当て、企業と研究者のオープンイノベーションを大いに加速し、科学技術による高い競争力を実現することを目指しています。 

本ソリューションは富士通グループで学術サービスに多くの実績を持つジー・サーチが開発、また同社の研究者ソーシャルプラットフォームである「コラボリー(COLABORY)®」(注1)の認証基盤を採用することで、研究者はコラボリーが無料で提供する研究助成金検索サービスとあわせて研究資金の情報を総合的に入手することができるようになります。 

本共同事業においてリバネスは、独自の研究プラットフォームにより研究者のアイデアを集積し、企業が活用しやすい形で情報を提供するサービスを提供します。産学連携の課題改善、知的財産の更なる活用、産学両側の人材育成、イノベーション創出の実現等を見据えたサービスを拡充し、L-RADが研究開発において必要不可欠なサービスとなるべく成長させてまいります。 

池田理化は幅広い研究機関とのネットワークを活かし本データベースの拡充を図るとともに、企業研究開発部門とのネットワークを活用して、新たな事業価値創造に貢献してまいります。 

ジー・サーチは研究者ソーシャルプラットフォーム「コラボリー(COLABORY)」の研究者基盤を強化、研究者を対象とした共通プラットフォームとしての展開を加速させるとともに、利便性の高いサービスの構築を通じて本共同事業の事業拡大に貢献してまいります。 

3社といたしましては、本事業を通じて、研究者の皆さまのアイデア具現化による新たな科学技術の発展と、研究開発を行う事業者の皆さまの競争力の向上に努めるとともに、日本の国際競争力の向上を実現する取り組みとなるよう、連携して取り組んでまいります。 

会社概要

リバネス概要
事業内容 知識製造業(科学技術を活用した事業創出支援、教育開発、人材育成、研究開発、海外展開支援など)
本社住所 〒162-0822 東京都新宿区下宮比町1-4飯田橋御幸ビル5F
資本金 6,000万円
設立 2002年
代表者 代表取締役社長COO 高橋 修一郎
池田理化概要
事業内容 各種理化学機器及び試薬、分析機器、光学機器、研究器具及び実験研究要消耗品、実験設備の販売
本社住所 〒101-0044 東京都千代田区鍛冶町1-8-6神田KSビル
資本金 5,040万円
創業 1931年
代表者 代表取締役社長 高橋 秀雄
ジー・サーチ概要
事業内容 データベースサービスの企画、構築並びに販売。データベースシステムの運用受託。インターネットに関するサービスの企画、構築並びに販売。
本社住所 〒108-0022 東京都港区海岸3丁目9番15号 LOOP-Xビル9階
資本金 4億8,000万円
設立 1994年11月16日
代表者 代表取締役社長 渡瀬 博文
当サイト http://www.g-search.jp/

用語の説明

(注1)コラボリー(COLABORY)®
ジー・サーチが提供する研究者ソーシャルプラットフォーム。14年8月、外部研究資金検索サービス「コラボリー/Grants」、15年1月、若手研究者向け研究資金・研究環境情報メディア「コラボリー/Beats!」に続き、8月21日、サイエンスを加速する研究者のためのミートアップ支援ツール「コラボリー/Groups(グループ)」をリリースしています。コラボリーは、研究者と研究者、研究と企業の最適マッチングを行う「研究者プラットフォーム」として事業を展開、自社サービスだけでなく研究者を対象としたサービスの相互接続・アカウント統合機能を提供します。
 

商標について
記載されている社名、製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。記載されている法人名、製品名などの固有名詞は、各法人の商標または登録商標です。
 

本プレスリリースのURL
http://www.g-search.jp/release/2015-10-06-000524.html新しいウィンドウで開きます
 

サービスの URL
http://www.l-rad.net新しいウィンドウで開きます
 

提供開始時期
2015年12月1日(火曜日)
 

本リリースに関するお問い合わせ先

株式会社リバネス
執行役員 坂本 真一郎
TEL:03-5227-4198
E-mail:rd@lnest.jp

株式会社池田理化
営業企画部 山川 啓介
TEL:03-5256-1830
E-mail:mkt-lrad@ikedarika.co.jp

株式会社ジー・サーチ
新規事業開発室 室長 杉山 岳文
TEL:03-3452-1664
E-Mail:gsh-colabory@cs.jp.fujitsu.com