科学技術情報検索のサポート

黎明期よりデータベースサービスの発展に尽力

入社:2000年
データベース営業統括部コンテンツビジネス部 H.H.さん

大学で化学の勉強をしていた頃、オンライン情報検索システムの「Dialog」を知り、データベースサービスに興味をもちました。それまで紙媒体で見ていたChemical Abstractsが、オンラインで取り出せるようになったことは画期的でしたね。

世間一般での認知度はほとんどない時代でしたが、卒業後はデータベース関係の仕事に就きたいと思い、あちこちに手紙を書いて売り込んだ結果、海外のデータベースを扱っていた丸善(株)に採用されました。

こういったオンライン情報検索システムは、製薬メーカーや化学メーカーがまず使い始めて、その後一般に普及していくという流れでした。データベースの中身も科学技術情報ですから、化学の素地があるということは、この世界では武器になりました。

長年、データベース業界に携わってきたので、国内外のさまざまなデータベースの生い立ちや性格を把握しています。そのことは、サポートの際の強みになっているとともに、社内システムの開発にも活きていると思います。

例えば、システムの設計段階で、搭載すべき機能や使い勝手のよい画面デザイン、メンテナンスしやすいデータ構成はどのようなものかといった提案をしています。

JDreamⅢのサービス開始に先立っては、広報活動や新たなサポート体制の整備を担当しました。

Dialogに比べて、JDreamⅢはユーザー数が多いため、サポートは重要です。ただこれまでのノウハウがありますし、人材もいましたから、その点では万全の体制で臨むことができたのではないかと思います。

JOISの時代を知っている者として、四半世紀経って、JDreamⅢに自分が開発段階から関わり、新たなサービスとしてリリースする日が来るとは、思いもしませんでしたので、感慨深いものがありますね。

今後、JDreamⅢでやってみたいことがあります。実は研究者にとってデータベース検索自体、めんどうくさい作業なんです。だから、検索せずに、目的の情報を得られるシステムが理想。例えば、クラスタリングのイメージが近いのですが、データベース全体を眺めて、そこから自分の興味のあるかたまりをごっそり取って見てみる、みたいなやり方に近いでしょうか。海外の分析サービスに参考となるものがあるので、ぜひ実現させたいですね。